【諏訪湖水系】7年振りのアマゴ

Yoshi

2007年08月05日 23:59

今日は、イブニングタイムを狙って、故郷:長野県諏訪地方のT川にフライフィッシングです。

ここで釣りをするのは実に7年振り。フライフィッシング自体、駐在員時代にヨセミテで竿を出して以来ですから3年振りです。

4時半頃、T川に着いて愕然、以前はチャラ瀬や荒瀬、石の落ち込みなど市街地を流れるあたりでも変化に富んで居たのですが、今は当時の面影もない平面的な川になっていました。
数年前の台風で堤防決壊寸前となって河川工事が入ったとは聞いていたのですが、これ程とは予想外です。

こんな風に変わってしまって、7年前に遊んでくれたアマゴが居るのか不安ですが、気を取り直して釣り開始です。



今日のタックルは

ロッド : ORVIS SEVEN/ELEVEN(7'11'') #4
リール : ORVIS Battenkill 3/4
ライン : 3M Ultra3 DT4F
リーダー: 5X 12ftに6Xを1m程追加

フライは夏の定番、#14のエルクヘア・カディス(ピーコックハールのボディ)をチョイス。フッキングするかは別として、このフライで魚が出なければ恐らく、いないでしょう・・・

少しでも変化があるところを探しますがなかなか魚が付きそうな場所がありません。結局、1つ目の堰堤に5,6分ほどで到着。(以前ならばここまで来るのに30分は要したのに・・・)

堰堤下の洲も奇麗になくなっているし、流れも単発なので、白泡の中にフライを入れますが魚はでません。数投して諦め次のポイントに。
堰堤上は農業用水を田に引き入れるのでここは依然のように太もも位の水深があるので、護岸の際や僅かに残っている蘆の際にフライを流しますがここも不発。
次のチャラ瀬も比較的しつこく流しますがここも駄目。小場所も狙いますが、フライに出ません。
段々、やる気が失せてきた頃、煙草に火を付けながらいい加減にフライを流していると突然、パシャ!とフライに魚が出ました。

しまったと思いましたが、取り敢えず、フライに魚が出るので居るのは確実です。ここから気を引き締め直して小場所も丹念に探ります。

水中の沈み石で僅かに流れに変化がある場所に小さいですがアマゴに姿が見えます。深呼吸してやや上流からフライを流し、ドラグに気を付けながらアマゴが定位している場所をい通過する瞬間、反転
してアマゴがフライに出ました。
合わせると一瞬、魚の躍動がロッドに伝わりましたが、フライが宙を舞い、合わせ失敗。いや流し方がまずかったのでしょう。悔しいですがアマゴはいます。前向きに考え次のポイントへ(^^;)

ここは以前、堰堤があった筈!ですが、今は壊したようです。水中に堰堤の壊しそこなったコンクリートが見えますが、魚の付きそうな場所がないのでここは素通りして、”以前は堰堤上のプール”へ向います。もう当時の面影はありません。主流は平面的な流れで水深がないので、農業用水出水用の水門付近にある副流に目をむけます。
実は、この水門付近、以前はイブニングでいつも美味しい思いをしたポイントです。様相が大分変りましたが、水中をよく見ると数匹のアマゴが見えます。
ここでフライをジンジャーのCDCダン#16に変え、定位しているアマゴの上流からフライを流しますが数十cmほど並走されてUターンされてしまいます。
再度、ドラグが掛からないように細心の注意を払って再度、フライを流しますが今度は無視。フライを変えたり、7Xのティペットを足したりして手を変え品を変えますが、なかなかフライにでません。
30分程、粘りましたが諦めて帰ろうとしましたが、ダウンクロスにフライを流せばでるかも!と思って
駄目元でフライを流すとパシャッ!と一発でフライにアマゴがでたので合わせると、アマゴが水中に潜ろうとしてます。しかし、ロッドにはアマゴの引きが伝わってきているので、合わせは成功です。慎重に魚を寄せ、ランディングネットにアマゴを掬って、7年振りにT川のアマゴをご対面です。





15、6cm程のチビ・アマゴですが、河川工事の中でもういないと思っていたT川で、しかも7年振りの
アマゴなので非常に嬉しい1匹となりました。


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